【実践】銘柄の分析・選び方

個人投資家にできるファンダメンタル分析手法!【PER・PBR・ROE】

チャートとペン

 

個人投資家にできるファンダメンタル分析手法!

この記事は

・『ファンダメンタル分析』という言葉を知ったばかりの方

・ファンダメンタル分析において、結局何を見れば良いのかわからない方

・株式投資の基礎を学びたい方

に読んでもらいたい内容になっています。

今回は、

『銘柄ってどうやって選べばいいんだ…?』

『ファンダメンタル分析って具体的に何を見ればいいの?』

そういった方を対象に

株式投資における

『ファンダメンタル分析』について解説していきます。

株式投資の基礎⑤ 株か変動の要因(投資家心理)

ではざっくりとした内容でしたが

ここでは、個別銘柄では何を見ればよいのか。

もう少し掘り下げて解説しますね!

 

解説内容

・ファンダメンタル分析とは?

・個人投資家が最低限知っておきたい指標の意味と使い方

 

この記事でわかること

代表的な指標の意味や使い方を知ることで、その時の株がどういった状態にあるのかがわかるようになります。株を売るべきなのか、株を買うべきなのか…そういった判断材料の一つとなります!

この記事を読むことで、個別銘柄画面から大きな情報を読み取れるようになります。

ファンダメンタル分析とは

株式投資の基礎シリーズを読んでいない方もいるかもしれないので

『ファンダメンタル分析』とはなんなのか。

かんたんに解説します!

 

ファンダメンタル分析というのは、投資先(銘柄)を選ぶときに用いる手法の一つで

おもに、経済状況や企業の業績・経営状態などから

『この会社伸びそうだな~!』

『この業界は今後厳しいな…。』

こういった判断をおこない、投資先を決める方法です。

企業と投資

すこし難しい言い方をすれば

企業の財務状況や業績、決算報告などから

『企業の本質的な価値』を見出し

現在の市場価格とどれくらい差(ギャップ)があるのか。

を見極める分析手法です。

 

現在の価格が安いと判断できれば株を買えば良いですし、価格が高いのであれば利益を確定、もしくは空売りなどを行い

株価の変動を待つ感じになります。

別の記事でも解説しましたが、ある程度中長期目線での株式投資に使いたい分析方法です。

ただ、僕自身はファンダメンタル分析とテクニカル分析の掛け合わせで銘柄を選んでいます。短期投資であっても、銘柄を絞り込む為にファンダメンタル分析を使っているということです。

オレ、短期投資だから知らなくていいや~。

って感じではなく、広く知識として持っておくだけで応用できる場面はあると思います

株式投資の基礎シリーズで、個人投資家はファンダメンタル分析には向かない。と解説しましたが、それはあくまでファンダメンタル分析のみで投資する場合です。

個人投資家は、テクニカル分析とファンダメンタル分析の掛け合わせで投資銘柄を決めるのが個人的にはおすすめです。

そういった前提でこの記事を読んでおくと、後々役に立つことがあるかもしれません。

 

【まずはおさえたい!】指標の意味と使い方!

代表的な企業の業績や経済指標については

株式投資の基礎⑤ 株価変動の要因(投資家心理)

で紹介しているので、そちらをご覧ください。

ここでは、個別銘柄画面で確認できる指標である

・PER

・PBR

・POE

について解説していきます!

 アルファベットが出てきた…いやだなぁ

難しそうだなぁ~

って思うかもしれませんが

理解しておくと必ず役にたちます!

わかりやすく解説できるように努めますので

頑張りましょう(笑)

 

ファンダメンタル分析【PER】

『PER』というのは株価収益率のことです。

「会社が稼ぎだす利益」に対して「株価が高い」or「株価が安い」

の判断ができる指標です。

一言で言えば

株の割安性を測る指標ですね!

普段の買い物と一緒で、株も割安の時に買いたいと思いますよね?

そんな時に見る指標です。

チラシを見て安いお肉ないかな~って探すのと変わりません(笑)

 

難しい言い方はあんまりしたくないんですが理解しておきたい部分なので計算式も紹介しますね!

PER=株価÷1株あたりの純利益(EPS)

(EPSとは:1株に対して最終的な純利益がいくらなのかを表す指標です。)

このような式で成り立っています。

PER解説画像図と式からわかるように

PERは 株価÷1株当たりの純利益で求めることができます。

図はわかりやすく「PER:10(倍)」で書いてみました。

PERが10倍であれば、1株あたりの利益の10倍まで買われていることになります。

言い換えると、

あなたが投資した資金がかえって来るまで10年かかりますよ。という意味にもなります。

 

PERが変化する要因

PERが下がる場合で例えると

・EPS(純利益)が変化せず、株価が下がった場合

→PERが下がる(倍率が下がる)

・株価が変化せず、EPS(純利益)が増えた場合

→PERが下がる(倍率が下がる)

このように変化します。

PERが下がったことで

「今は割安だな…」

という判断材料の一つになるわけですね。

 

PERの注意点

PERを用いてファンダメンタル分析を行う場合

「絶対的な基準」ってものはない。

ってことを覚えておいてください。

『PERが10倍以下なら割安だから買えばいい。』

とは言えない!ということです。

あなたが見ている銘柄の同業他社のPERと比較したり、過去のPERの推移や将来の予想PERと比較したりして自分なりの基準というものを見出す必要があります。

たとえば、

・同業他社のPERの平均値に対して、検討中の銘柄のPERの数値はどうなのか。

・検討中の銘柄の過去のPERと比較して、現在のPERの数値はどうなのか。

といった具合にですね!

だから、誰かが『PER○○倍以下なら買いだよ!』って言っていたとしても、うのみにせずに自分の基準に対してPERの数値を見るようにすることをおすすめします。

おとふみ

というのも、

業界によって成長力・安定感などは当然違います

今後、成長力や期待感のある業界のPERの数値はものすごく高くなることもあります。

逆を言えば、

今後成長を見込めない業界のPERが低くて

『割安だ』って思って株を買っても、

『全然株価上がらないじゃん…』

という結果になることも当然ありますよ。ってことです。

PERのみで、端的に投資判断を行うと、思わぬ大損失を受ける事につながる可能性もあります。

あくまで目安であり、投資判断を行う沢山の指標のなかの一つでしかない。

組み合わせて使うことが前提の指標です。

 

PERのまとめ

ここまでの解説をまとめると

・PERは株の割安性を判断するための指標

(一般的には、PERが低ければ安い、PERが高ければ高い。)

自分なりのPERの判断基準を見出す

(はじめは、ここで解説した例を参考にしてみてください。)

PERのみで投資の判断をしないこと!

他の指標と組み合わせて、総合的に判断するための指標です。)

という事になります!

 

ファンダメンタル分析【PBR】

『PBR』とは、株価純資産倍率のことです。

かんたんに言うと

『企業の純資産(株主資本)』に対して、『株価が安い』or『株価が高い』の判断を行うための指標です。

『PER』と同様に、株価の割安性を見るための指標になります。

 

計算式を紹介しますね。

PBR=株価÷1株あたりの株主資本(BPS)

(BPSとは:株主資本÷発行済株式数 の式で求める事ができます。)

PBR画像

図と式からわかるように

株価に対してBPSは何倍なのかを表す指標です。

『PER』との違いは、

『PBR』には『1倍以下であれば割安だよね!』という一つの基準があることです。

 

PBRが変化する要因

PBRが下がる場合で例えると

・BPS(株主資本)が変化せず、株価が下がった場合

→PBRが下がる(倍率が下がる)

・株価が変化せず、BPS(株主資本)が増えた場合

→PERが下がる(倍率が下がる)

このように変化します。

 

PBRの倍率が下がり、PBR1倍を下回ったことで

「今はかなり割安なんだな!」

という判断ができます。

 

先ほどもチラッと言いましたが、

『PBRは1倍』が評価の基準です。1倍以下であれば「かなり割安なんだ!」って思って良い指標です。

 

PBRの注意点

PBRの注意点としては

『PBRの数値が0.2倍じゃん!安っ!』ポチッ!

このような、PBRの数字が低くて、それだけを参考に投資をするのは大変キケンです。

極端にPBRの数字が低い時というのは

『株価が割安』ではなく、『企業の財務や業績が悪い可能性』もあります!

「割安だと思って株を買ったら、会社がつぶれちゃった…」

なんてことにもなりかねないので

他の指標や企業の財務状況などを会社四季報で確認する。といったことはしておきたいですね!

 

PBRのまとめ

ここまでの解説をまとめると

・PBRは株の割安性を判断するための指標

(PBRが低ければ安い、PBRが高ければ高い。)

・PBRは「PBR1倍」が評価基準となる

(『PBR1倍』に対して、現在のPBRが「上なのか」「下なのか」によって割安性が判断できます。)

PBRのみで投資の判断をしないこと!

(割安性の判断はできます!しかし、他の指標・会社四季報と組み合わせて、総合的に判断してください。)

という事になります!

 

ファンダメンタル分析【POE】

『POE』とは、株主資本利益率のことです。

かんたんに言うと

企業に投資したお金が、どれだけの利益を生み出したのか。

をしめす指標です。

少し難しい言い方をすると

株主資本(株主による資本金、自己資本金)がどれだけ企業の収益につながったのか。ということですね。

『企業が投資資金を有効に、効率的に使えているのか』

を判断するための指標です。

 

計算式を紹介します。

ROE=EPS(1株あたりの利益)÷BPS(1株あたりの株主資本)

(EPS:純利益÷発行済株式数)

(BPS:株主資本(自己資本)÷発行済株式数)

ROE画像この図でわかるといいんですが

株主資本の何パーセントが、今回の利益になっているのか

を表しています。

指標の目安として、

ROE10%以上株主資本(自己資本)を効率よく運用し、収益性が高い。

と判断することができます。

 

ROEが変化する要因

発行済株式数に変化がない場合は、企業の経営状態によります。

利益をたくさん出すことができればPBRは高くなりますし、

利益が下がればPBRは低くなります。

株主資本を有効に活用せずに、会社にお金がたまっていくだけの状態になったとしたら

ROEは低下していくことになります。

 

ROEの注意点

ROEの注意点としては

ROEはあくまで『株主資本(自己資本)』に対しての数字であることです。

『ROE15%!?利益率高いね!』

って思っていたら

株主資本よりも多くの金額を負債していた…。ってこともありえます。

もちろん、負債額が多いと『この事業大丈夫かな…?』という気持ちになりますよね。

ROEと会社の業績・借入金(負債)に関しては

合わせてチェックしておきたいですね!

 

ROEのまとめ

ここまでの解説をまとめると

・ROEは企業が投資資金を有効に、効率的に使えているのかを判断するための指標

(ROEが低ければ経営状態が悪い、ROEが高ければ経営状態が良い。)

・ROEは「ROE10%以上」で株主資本(自己資本)の活用効率や収益性が高いと判断できる

(経営上手な会社なのか判断できる)

ROEのみで投資の判断をしないこと!

(収益率が高くても、借入金(負債)が自己資本よりも大きくては安定感に欠けます。ROEとあわせて、その企業の財務状況も確認して総合的に判断してください。)

という事になります!

 

個人投資家にできるファンダメンタル分析手法!~まとめ~

チャートとペン

・PER

・PBR

・ROE

の代表的な3つの指標の意味や読み方を解説しました。

(詳細は、それぞれの指標ごとに小さくまとめてあるので、各指標について見直したい場合はページを戻ってください。)

 

ここまでの解説を大きくまとめると

『この指標さえ見ておけば大丈夫!』

といった便利な指標はありません。

 

1つの指標で読み取れる情報もあれば、読み取れない情報もある。

1つの指標だけ見ていては抜け道がたくさんあるということです。

 

しかし、複数の指標で抜け道を補い合うように組み合わせて使えば

しっかりとした根拠を持って

『ここに投資しよう!』

頑張る男性

そう決めれるようになるはずです。

冒頭で、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の掛け合わせが個人投資家に向いているのではないか。

といった話しをしました。

 

最低限この指標会社の財務(会社四季報)を読み取れるようになれば、銘柄の選定はできるようになると思います。

仮に短期トレードで買いで入る場合を想定してみると

PER・PBRが高い状態で買いエントリーすると、その後下落する可能性は高くなります。

逆に、低ければ買いでエントリーしておけば今後株価が上がって行く可能性の方が高くなります。

これはあくまで例えであり、考え方の一例です!

 

せっかく投資するのなら、期待値の高い銘柄を選びましょう!ってことですね。

 

期待値の高い銘柄を比較的かんたんに見つける事ができるのが今回紹介した

『PER・PBR・ROE』です。

 

そして、『PER・PBR・ROE』『会社四季報』は組み合わせて読む方が良いと思います。

この記事でも何回もでてきた『会社四季報』をある程度読めるようになっておく必要があるので、引き続き『会社四季報』について知りたい方はリンクからどうぞ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)

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